日本服飾史日本服飾史

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蘇芳すおう

蘇芳1枚目

南方から蘇芳の木を輸入して、奈良時代から染められた色彩である。共に輸入した明礬みょうばんで発色させ、美しい赤紫色が平安時代の貴重な色相として位置され、貴族男性の狩衣かりぎぬを始め、襲色目など殊に女性装束の配色に欠かせない重要な色彩であった。