推古朝女官朝服 Court lady in regular court dress of the Suiko era (592-628). 12 婦人については隋書倭国伝に次の記述がある。 「婦人束髪於後、亦衣裙襦裳、皆有、竹為梳」、これと天寿国繍帳の図より推定すると、ほぼ男装と同じであるが、袴にかえて、ひだのある裙(褶)と裳を着け、女装には冠はなく垂髪を束ねている。 赤色の有襴の袍とし、縁は萠黄の錦、長紐は白絹、下襲は白、褶裳は黄、裳は濃黄とした。 目次 イラストによる解説外部リンクその他の飛鳥時代の衣裳 イラストによる解説 垂髪たれかみを束ねる 袍ほう 袍の胸紐なひも 袍の縁もとほり 長紐ながひも 下襲したがさね(内衣ないい)の袖 袍の襴らん 袍の襴の縁 褶ひらみ 裳も