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舞楽ぶがく八仙はっせん

Bugaku court dance costume for “Hassen (the Eight Saints at the Konlon Mountains).”

  • 舞楽・八仙1枚目
  • 舞楽・八仙2枚目

八仙はっせんとは、崑崙こんろん山の八人の仙人が帝王の徳を慕って中国へ来朝し、曲を奏して舞ったという説により、崑崙八仙の名がある。舞人の数は昔は八人といわれ、現在は四人舞である。鯉の繡文様に網をかけた貫頭衣をつけ、異様な冠と面をつけた。この面は鳥の頭を模したとも云われ、とがったくちばしがあり、その鼻先には小さい鈴をつけ、冠は鳥の頭の毛を象徴するような形であり、鶴の舞う姿を象ったものと思われ鶴舞とも呼ばれている。西域の風俗舞である。

イラストによる解説

イラスト1
  1. かん
  2. めん
  3. 面の鼻先はなさきの鈴
  4. 面帽めんぼう
  5. ほう
  6. 表袴うえのはかま
  7. 大口袴おおぐちばかま
  8. 糸鞋しかい