舞楽ぶがく・太平楽たいへいらく Bugaku court dance costume for “Taiheiraku.” 12 太平楽はその規模、豪壮且つ雄渾、加えて気品みなぎり、国家最高の儀式に用いられる。唐楽で左舞に属し、舞人は四人、その装束は唐時代の武人の正装もかくやと思われる。 緋袍に括袴、兜をかぶり、金箔押しの革の挂甲をつけ石帯で締め太刀を佩く。手には手甲、脚には臑当、肩には奇怪な獣面の肩喰、腹部には同じく腹喰、左腋には大きな魚袋を着けて、背の胡籙やなぐいに矢を負う。舞人は所定の拍子の時から鉾を手にする。 目次 イラストによる解説その他の平安時代の衣裳 イラストによる解説 兜かぶと 肩喰かたくい 肩喰の垂たれ布 肩当かたあて 鎧よろい[全体] 魚袋ぎょたい 籠手こて 太刀 腹喰はらくい[帯喰おびくい] 平緒ひらお 平緒の垂れ 闕腋袍けってきのほう 表袴うえのはかま 臑当すねあて 糸鞋しかい 腰帯こしおび[金帯きんたい] 胡籙やなぐい 腰帯[金帯]の上手うわで