日本服飾史日本服飾史

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田楽法師でんがくほうし

Buddhist monk performing a Dengaku dance.

  • 田楽法師1枚目
  • 田楽法師2枚目

田楽は田植の音楽からはじまって舞踊となり、やがて雑芸となってその演者に専門の法師を生じた。法師は神社の祭礼などにも出た。は飾りの藺笠で、風流ふうりゅう(ふりゅう)といって蓬萊鶴亀等がつくられている。このようにつくり物をすることが、やがて後に、変化しながら祭礼に出る傘鉾や、つくり山にもなる。食膳の状態や種々面白い形のものもある。
これは年中行事絵巻を参酌してつくったもの。

イラストによる解説

イラスト1
  1. かざいがさ
  2. 水干すいかん
  3. 水干のくびかみの
  4. 水干菊綴きくとじ
  5. 水干袖括そでぐくり
  6. 編木びんささら
  7. 括袴くくりはかま
  8. 緒太おぶと
  9. 水干あて[宛]おび