公家女房夏の褻の装い Court lady in everyday wear for summer. 12 これも公家の女房の平常の姿。袿を上に単を重ね、紅の打袴をはき、下に白の小袖をつけている。これは夏用のものとして顕紋紗地で、また酷暑の時は単のみもあり、単を重ねて袿を略することもある。 目次 イラストによる解説その他の平安時代の衣裳 イラストによる解説 下げ髪 下げ髪の鬢批びんそぎ 紗しゃの袿うちき(衣きぬ) 単ひとえ 紅あかの打袴うちばかま 衵扇あこめおうぎ