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舞楽・胡蝶

Bugaku court dance costume for “Kochō (Butterfly).”

これは仏事の供養の楽として古来、迦陵頻とともに多く用いられる童舞で右舞に属する。
延喜6年(906)に、宇多上皇が童相撲御覧の時に、山城守藤原忠が曲を作って式部敦実親王が舞振りをつけたといわれる。
春日に舞い遊ぶ胡蝶の姿を表わしたもので、四人舞である。

イラストによる解説

イラスト1
  1. 挿頭華かざし(山吹の花の小枝)
  2. 天冠まえてんがん
  3. 天冠かざりの總角あげまき
  4. 美豆良みづら
  5. はな(山吹の花の枝)
  6. 胡蝶こちょう羽根はね
  7. 闕腋袍けってきのほう
  8. 指貫さしぬきぬばかま
  9. 糸鞋しかい