遊び女 Courtesan of the Heian era. 12 あそびめ、またはうかれめともいわれ、古い頃の巫女が神性、司祭性を失ってから流浪性、遊行性、娼婦性を発展させたのが奈良時代の遊行女婦であって、平安時代以降はそれをちぢめて遊女と表現された。 平安時代の遊女は教養もあり、彼女らの和歌が勅撰歌集に入っているものもある。 これは袿姿での遊行の為、裾を腰の小紐にはさんだ姿とした。正式の旅姿の壺装束と異なる略の装いである。 目次 イラストによる解説その他の平安時代の衣裳 イラストによる解説 下さげ髪 丈長たけなが 袿うちき 小袖 緒太おぶと