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御小直衣

Emperor’s semiformal robe, o-konōshi.

御小直衣は「おこのうし」といい、御直衣よりもさらに略儀の御服として御即位礼には用いられない。
現在においては毎年6月、12月の両度の節折、また宮中より神宮および神社に御奉納される御霊代御覧の場合、大喪後一周年祭の翌日行われる御禊の儀にも御召しになる。

御装束の構成は、下表の通りである。

御小直衣[冬の御料]概表
構成 様式 地質 紋様
御冠 御金巾子    
御袍 御小直衣 直衣ニ同ジ 同左
御切袴 紅精好  
  白平絹  
御挿鞋 皮製、表繧繝錦包内張白綾地    
御末広      
帖紙 白檀紙    

イラストによる解説

イラスト1
  1. 御金巾子御冠おんかんむり
    a 冠のかけ紙捻おこびねり
  2. 御小直衣おこのうし
  3. 御切袴おきりばかま
  4. 御末広おんすえひろ
  5. 御小直衣おこのうし当帯あておび
  6. 御挿鞋おんそうかい