主な用語解説
わ
脇楯の壺板(わいだてのつぼいた)
大鎧の一部で、胴の右脇に当てるもの。
脇引(わきびき)
当世具足の脇の隙間即ち腕の付け根を防護する武具。
わさづの
鹿の角。
忘緒(わすれお)
束帯の服具。半臂の小紐にかけて用いるもの。一巾長さ一丈二尺で、半臂の小紐の結び目が装飾化されたもの。
肩上(わたがみ)
鎧の名所。胴をつけるために左右両肩に当てる所。
綿帽子(わたぼうし)
絹綿で作られた半円形のもので、江戸後期女性が頭髪の上から被ったもの。
藁の輪(わらのわ)
白川女等が頭に箕などをのせる時、その台として頭上に置くもの。
蕨手刀(わらびでのかたな)
柄頭が早蕨に似て屈曲している。茎と身が共作り拵の刀。