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色彩と文様

代表的な重色目

公家たちは季節季節で色彩を暮らしの中で楽しみました。
「かさねいろめ」と呼ばれる色彩コーディネートには3種類あります。

  1. 重色目
    表の色と裏の色の組み合わせ。当時の絹は薄かったので裏地が透けたため複雑な色彩となりました。
  2. 襲色目
    いわゆる十二単のような重ね着で、重なる色彩のグラデーションを楽しむものです。
  3. 織りによるかさね色目
    反物を織る段階で縦糸と横糸の色を変え、玉虫色の色彩を楽しみました。

(有職故実研究家 八條忠基さん Facebook投稿より)